11月10日本校第一体育館において,長岡高専技術協力会科学・語学教育分科会及び1・2学年による共催で特別講演会が開催されました。演題は「微細藻類ユーグレナによる国際的な社会課題解決の可能性」,講師は株式会社ユーグレナの執行役員で研究開発をご担当の鈴木健吾氏です。鈴木氏は2005年に東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程在学中にユーグレナを共同で設立,その後,農学と医学で2つの博士号を取得されました。この他、理化学研究所 微細藻類生産制御技術研究チーム チームリーダー,マレーシア工科大学 マレーシア日本国際工学院 客員教授,東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム 特任教授(客員)などを務めておられます。
今回のご講演では,みどりむしを食品やバイオ燃料など様々な分野に応用しているお話や,みどりむしプロジェクトで全国から様々な種類のみどりむしを集める活動,そして将来の開発テーマとして不老不死・不老長寿や月面で地産地消(月産月消)できる食品開発などを語っていただきました。講演後の質疑応答のセッションでは,みどりむしに興味を持ったきっかけ,不老不死や宇宙進出に関する具体的な質問などが出ました。参加した学生達(参加者:1学年195名,2学年196名,その他,担任,教職員10数名)が皆真剣に講演を聴く様子がとても印象的でした。
ご多忙の中,本校にお越しいただき、大変貴重なお話を頂きました鈴木様にこの場をお借りして深謝申し上げます。


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